

Senior Medical Science Liaison/
Medical Affairs Manager TTR, Medical Affairs
T. O.(2020 年入社)

Key Account Manager, Sales
S. H.(2022 年入社)

Key Account Manager, Sales
C. U.(2020 年入社)

Senior Manager, Regulatory Affairs
A. S.(2021 年入社)
アルナイラムで働くとは
アルナイラムは、RNAi治療薬を通じて、患者さんの⽣活に大きな変⾰をもたらすことを使命としています。
そのアルナイラムで働くことは、どういう意義を持つのでしょうか。

T. O.:
まず感じたのは、海外のメンバーとの距離感がすごく近いことですね。他社だと海外のメンバーとの接点がほとんど無い部署があるのが普通だと思いますが、アルナイラムでは全社員が定期的に海外のメンバーと交流できる機会を設けているのが大きな特徴だと思います。海外のメンバーとコミュニケーションをとれる機会が常にあることは、キャリアの幅を広げることにも繋がっていると思います。
S. H.:
私もそう思います。KAMという立場なので期毎の会議でのコミュニケーションがメインですが、社内のメンター制度を活用すると海外のメンバーと交流する機会もあります。
国内の各部署のメンバーとの距離感も近く、気兼ねなく相談できますし、さまざまな経験を積まれてきた方がいるので、有意義な助言を得られて助かっています。
A. S.:
海外のメンバーに日本で起きている課題を相談したときに、それをグローバルの課題、自分達の課題と捉えてサポートしてくれるのが大きな特徴だと思います。私自身も、日本のチームとして海外のチームと関わるというよりは、グローバルの開発チームの一員として日本を担当しているという感覚が強いです。
C. U.:
私は自由度が高いのが特徴と感じています。トップダウンで決められたことを実行していくのではなく、現場で考えて実行していくことを尊重してくれていると思いますし、現場の意見を積極的に取り入れて施策に活かしてもらっていると感じています。ここまで現場が自由に行動したり意見を発信できたりするのは、これまでになかった経験ですね。

T. O.:
社員が少ない中、1人では解決できない課題が至るところにあるので、自然と他部署も含めて社員同士がコラボレーションする環境になっていますよね。会社も、コラボレーションがなければ進展しないという認識を持っているので、4カ月毎に全社員がFace to Faceで参加する全社ミーティングを行うなど、会社全体のコラボレーションを推進していると思います。
S. H.:
全社ミーティングでは、毎回異なるチームでディスカッションするプログラムが設けられているので、本当にいろいろな人と関われますよね。また、みなさんオープンなので、困ったときに相談しやすいです。
C. U.:
お二人の言うとおり、コラボレーション力は高いと思います。担当施設から質問や要望をいただいて、他部署と連携しなければいけないケースはよくありますが、他部署のメンバーの顔や人となりがわかっているので、ストレスなく相談できています。
A. S.:
開発の立場でお話しすると、日本には開発本部長のポジションがない時期がありました。各部署がそれぞれ独立してグローバルと働いているような形でしたが、現在は日本に開発本部長のポジションが設けられて、部署間のコラボレーションが強くなってきていると感じています。

C. U.:
アルナイラムは画期的な製品と豊富なパイプラインがありますが、まだ新しい会社で、規模も大きくないです。だからこそ、社員1人ひとりが自分の仕事に高い目標と情熱を持って取り組んでいると思います。コアバリューの「卓越性への情熱」が体現されていると感じていて、私が最も気に入っているコアバリューです。
S. H.:
私達の医薬品は、治療選択肢が限られた希少疾患を対象としているので、情報提供が不十分だと、患者さんに薬が届かない、あるいは未診断となってしまう患者さんが出てきてしまう可能性があります。私たち自身の活動もスピード感をもって行わないと、その間に病状は進行してしまいますので、活動の早さも重要です。このような理由から、私は「目的意識に基づく緊急性」に1番魅力を感じています。
T. O.:
「オープン・カルチャー」が好きですね。日本の文化では、先程の話のようにコラボレーションに近い言葉だと思います。社内の各部署名を知っているだけでなく、各部署がどのような業務をしているかまで見えるのが、アルナイラムの良い文化だと思います。他部署の業務を知っていると、自分のキャリア形成のヒントにもなります。
A. S.:
私も同じで、オープンでフラットな企業文化が良いところだと感じています。海外のメンバーからメールがきて普通にやり取りを続けていたら、実はシニアマネジメントの方だったと分かって驚いたことがあります(笑)。
T. O.:
よくありますね(笑)。
A. S.:
それくらいシニアマネジメントの方々もフラットで接してくれる良い文化だと思っています。
「Challenge accepted」とは
アルナイラムの共通言語「Challenge Accepted(挑戦を受けて⽴つ)」。
この言葉をどのように受け止め、日々の業務で遂行しているのでしょうか。

C. U.:
困難に直面しても諦めずに、患者さんのためにさまざまな方法でアプローチして力を尽くす、というように定義しています。
S. H.:
C. U.さんの意見に似ていますが、一見難しそうなことでもとりあえず取り組んでみようという姿勢と思っています。
T. O.:
何か決めたことをやり抜く使命感と覚悟と理解しています。直訳すると「挑戦を受けて立つ」ですが、人や会社がなぜ挑戦を受けて立つのかいうと、信念・信条があるからだと考えています。なので、アルナイラムの社員は、これをやらなければいけないという使命感と、それを最後までやり抜くという覚悟を持っていると思っています。
A. S.:
私は根底にあるのが、挑戦を奨励するマインドだと思っています。例えば、開発のオプションとして、リスクは高いけどベネフィットも高い、リスクは低いけどベネフィットも低い、という2つから選択を迫られたときに、みんなが「チャレンジの道を選ぶのがアルナイラムだよね」と思うマインドが根底にあり、そのチャレンジをみんなでサポートする文化がChallenge acceptedだと思っています。
T. O.:
毎日がChallenge acceptedですね。アルナイラムの医薬品の対象は希少疾患で、一般の方はもとより医療従事者の中でも疾患認知度が低く、未診断の潜在患者さんも多いと言われています。また、RNAi治療薬という新しい作用機序の医薬品ですので、医薬品自体の認知度も低いです。このような現状を変えて、患者さんが見逃されることなく診断されて、必要な治療を届けられるようにすることがchallengeだと思っているので、それを乗り越える途中の日々を送っています。
C. U.:
私が以前担当していたウルトラオーファン(超希少疾患)と呼ばれる疾患領域では、ベース薬として使用できる医薬品がなく、新薬承認当初はその疾患の診断や治療に携わっている医療機関や医療関係者の情報がほとんどなく、何をすればよいか分からない状態でした。そんな中、メンバーで話し合って、まずはたくさんの文献を読んで、執筆者の先生に連絡をとって訪問して、とやれることをまずはやっていきました。そして、持ち帰った情報をまたメンバーで話し合って、次のアプローチを考えて実行する。そういうことを何度も繰り返していたら、疾患が疑われる患者さんに検査をする先生が増えて、診断にいたる患者さんがあらわれて、治療を届けられる患者さんがあらわれました。振り返ると、これらはすべてchallengeで、challengeしてきてよかったなと思います。
S. H.:
印象深いものとして、担当の先生とディスカッションして早期診断、早期治療につなげられた経験があります。希少疾患は、どうしても鑑別に挙がるのが遅くなる傾向にあります。早期診断・早期治療につなげるために、できるだけ早い段階で鑑別に必要な検査を実施していただきたいと思い、先生と何度も何度もディスカッションして、その重要性をご理解いただき、早い段階で検査を行っていただけるようになりました。実際に、「患者さんを早期に診断することができたよ」と伺ったときには、やりがいを感じましたし、1つのchallengeを達成できたと感じました。
A. S.:
メガファーマに比べると、人数が少ないだけでなく、組織体制も充実しているわけではありません。だからといって、承認までのスピードが遅くて良いわけではなく、患者さんのために、メガファーマに引けを取らないスピードで承認を取得することが必要です。限られたリソースで、入念な事前準備、他部署との協力、海外チームからのサポート、社外リソースの活用などを駆使して、予定通りに承認を取得できたときは大きな達成感を得られました。次の開発品もあるので、常にchallengeを続けていきたいと思います。
T. O.:
次の開発品の話がでたのですが、今後は希少疾患だけでなくより患者さんの多いスペシャリティ領域にも参入していくことになると思います。そうなると、フィールドも広くなって、多くの先生にRNAi治療薬を認知いただかなくてはいけないので、新しいchallengeが待っていると思います。
A. S.:
スペシャリティ領域に入ると、臨床試験の規模も大きく変わってきますので、これに対応するには、組織の体制や、マネジメントをどうしていくのか、開発でも大きなchallengeが待っていると思います。
T. O.:
次にどのようなステージが待っているかは、その未来が近くならないと分からないことが多いですが、アルナイラムは他部署とコラボレーションして、それぞれの仕事が見えているので、会社の現在の立ち位置、進んでいる未来が見えやすいですよね。

S. H.:
私たちは進行性で予後不良な疾患に対する治療薬を扱っています。自分が活動をすることで困る患者さんの助けになる可能性を考えると、自然とモチベーションが保たれます。あと、気兼ねなく休みをとれるので、ワーク・ライフ・バランスを実現できていることもモチベーションが保てる要因ですね。
A. S.:
アルナイラムでは、何かを達成したときにお祝いする文化があります。担当プロジェクトが終了したときにチームでお祝いできることを楽しみにがんばっています。 あと、大変な経験をしたほうが成長している実感が大きいですよね。しんどいけれど、これを乗り越えたら、5年後、10年後に生きてくるぞ、と考えることもモチベーションの1つですね。
C. U.:
まず困っている患者さんを何とかしないといけないという思いが根底にあって、もしそういう患者さんが自分や家族がだったら、ということを意識していますね。希少疾患がゆえに医療従事者から相談されることも多く、それに対応して感謝されると、本当にモチベーションにつながります。また、成果がきちんと反映される評価制度があるので、変なストレスもないですよね。あと、出張が多いので、現地で美味しいものを食べることもモチベーションの秘訣です(笑)。
T. O.:
モチベーションコントロールは自分1人でやらない方がいいですよね。アルナイラムの社員はみんな何かしらのchallengeをしているので、苦しいときや辛いときはどの社員にもあると思います。なので、自分が大変なときはフロアを見渡して、がんばっている人やしんどそうな人(笑)の顔をみると、みんな同じ目標に向かって進んでいるなと思えて、自ずとモチベーションをコントロールできるようになります。あと、オフの時には、アルナイラムで働いている理由を見返してみるのもいいなと思っています。ライフイベントなどでプライベートの状況が変わると、働く理由も変わってくると思います。なので、自分が何のために働いているのか、働く理由を見つめ直すと、モチベーションの源泉が見つかるかもしれません。
A. S.:
繰り返しになってしまいますが、グローバルのサポート体制が厚いですよね。海外のメンバーが、日本のプロジェクトを自分達のプロジェクトと思ってサポートしてくれるのは、本当に心強くて、これまで何度も助けられてきました。
C. U.:
誰に相談しても本当に親身になってくれるので、社員全員でのサポート体制がありますよね。社長も「僕も協力するよ」と言って同行してくれたことがあり、役職関わらずサポートしてくれます。
S. H.:
アルナイラムに入社してから担当した診療科は未経験で、希少疾患を担当するのも初めてだったのですが、みなさんオープンで協力的なので、気軽に相談できて、多くのアドバイスをもらえたので、早くフィットすることができました。
T. O.:
みなさんがおっしゃるようにアルナイラムのコラボレーション力がサポート力になっていますよね。会社も、コミュニケーションを円滑にする場やモチベーションを奮い立たせる場を頻繁に提供するなど、社員のコラボレーションとchallengeを奨励する環境を作っていると思います。
